木村さちこの「大いなる秋田愛」
地方が尊重される社会を!
私、木村さちこは秋田市に生まれ、秋田市で育ちました。
秋田の豊かな自然と、教育の中で学び育てていただき、小中高を公立で卒業後、東京大学法学部へと進学しました。
東京では小学校1年生から高いお金を払って塾に通い私立の学校に行くのが当たり前のごとくであるのに、秋田の誇る公教育で、私は東京に出していただきました。
「いつか、ふるさと秋田のために役に立つ人間になりたい」。
その志を胸に、司法試験を経て弁護士となり、困難に直面するたび、「おのれを修めて世のため尽くす」という秋田高校校歌の一節を支えに歩んできました。
東京で家庭を持ち、二人の子どもを育てながら、台東区において区議会議員として地方行政の現場に携わる中で、私は次第に確信するようになりました。
政治の力が本当に必要とされているのは、すでに多くの資源が集積する都市ではなく、可能性を十分に生かしきれていない地方なのではないか、と。
熟慮を重ねた末、今回の解散総選挙を機に区議を辞し、故郷・秋田に戻る決断をいたしました。
秋田にはまだまだ、眠れる資源があります。一度東京に出て、地方自治の最前線で働いていたからこそわかります。ただ、それをうまく活かすことができていない。
私が区議会議員を務めていた東京都台東区は、昨年、NHK大河べらぼうの舞台となりました。
そのドラマの中で、主役の蔦屋重三郎が街に賑わいを作ってくれと田沼意次に陳情しに行ったところ、田沼から言われた言葉があります。
「お前は、そのために何をしているのか。」お上からただ、恩恵を「与えてもらう」のではなく、自立して皆が秋田の価値を発信するべく前に進んでいける。そんな秋田を私は皆さんと一緒に作っていきたいのです。
ただひたすらに、愛する秋田のために。この「大いなる秋田愛」を政策として形にし、皆様とともに前へ進んでいきたい。
その挑戦へのご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。
目次
第1楽章♪もっと子育てしやすい秋田へ
奨学金の減免拡大~「借金」ではなく「教育への投資」と捉える~
学びたい気持ちが、将来の借金への不安で諦められてしまわないように、奨学金の返済負担を軽くし、秋田で働き、暮らし続ける若者を応援します。
働く若者の所得税減税~若者減税~
社会に出たばかりの若者は、収入が少ない一方で生活費はかかります。
毎月の手取りが少しでも増えるよう、若者の所得税を軽くし、暮らしのスタートを支えます。
年少扶養控除の復活~給付だけでなく、税制で支える~
子どもが小さい時期は、何かと出費が重なります。
子育てにかかる負担を家族だけに押しつけず、社会全体で支えるため、年少扶養控除を復活させます。
第2楽章♪安心して医療が受けられる秋田へ
過疎地医療の是正~住む場所で命の重みが変わらない社会~
住んでいる場所によって、受けられる医療に差があってはなりません。
通院や救急に不安を抱えることなく、どこに暮らしていても安心して命を守れる医療体制を整えます。
医療従事者の待遇適正化~現場重視・人への投資~
地域医療を支えているのは、現場で働く人たちです。
長時間労働や人手不足に苦しむ医療従事者の待遇を見直し、誇りをもって働き続けられる環境をつくります。
社会保険料を下げて手取りを増やす~働く人の可処分所得向上~
給料が上がっても、社会保険料が高くて手取りが増えない――そんな声に応えます。
負担の見直しを進め、働いた分がきちんと生活のゆとりにつながる仕組みを実現します。
第3楽章♪全ての子供が機会を与えられる秋田へ
体験格差の解消~所得や家庭環境に左右されない学び・経験の保障~
家庭の事情や住んでいる地域によって、子どもが得られる経験に差が生まれてはなりません。
スポーツや文化活動、自然体験など、子どもたちの可能性を広げる機会を、すべての子どもに届けます。
子どもの交通手段の拡充~通学・通院・高齢者や子どもの移動手段確保~
「行きたいけれど、行けない」をなくします。
通学や習い事、部活動、医療機関への通院など、子ども自身が安全に移動できる交通手段を整え、保護者の負担も軽減します。
いじめ対策~いじめられた方が不利益を受ける現行制度の見直し~
いじめの認知件数は、年間およそ77万件(小・中・高等学校及び特別支援学校)と過去最多を記録しています。
学校以外の通報窓口や調査・対応する第三者機関を設置する他、スクールポリス(警察との連携)の制度化や加害者の厳罰化を図ります。
第4楽章♪豊かに働き、生活できる秋田へ
雪国減税の創出
雪国ならではの負担(灯油代、除雪費、移動費等)にかんがみ、雪国で暮らす人たちの寒冷地手当に相当するものとして、所得控除を行います。
パワハラ・セクハラ・カスハラの防止~個人の問題にせず、制度で防ぐ~
ハラスメントは個人の我慢で解決すべき問題ではなく、明確なルールと実効性ある仕組みで防ぐべき社会課題です。
相談しやすい体制づくり、再発防止の仕組み、被害者を守る制度設計を進めます。
女性の多い介護・看護師等の給料を10年で倍増
人の命と暮らしを支える仕事が、正当に評価されていない現状を変えます。
介護や看護など女性の多い職種の賃金を、10年で倍増させることを目標に、処遇改善を本気で進めます。
就職氷河期世代支援
努力しても報われにくかった世代を、自己責任で片づけてはいけません。
再就職支援や賃金改善、年金・老後不安への対応を進め、人生を立て直すチャンスを確保します。
誰もが司法アクセスを受けられる秋田に
弁護士であるという強みを活かし、誰もが司法支援を受けられる、アクセスできる環境を整えます。
時代にそぐわない法テラス・国選弁護の報酬体系を見直し、司法の適正価格と司法アクセスを両立できる制度設計を日弁連と連携して行います。
第5楽章♪持続可能で力強い農林水産業の秋田へ
農林水産物の所得向上~作る人がきちんと稼げる農業にする~
汗をかいてつくった農産物や水産物が、きちんと収入につながる仕組みを整えます。
価格の安定や付加価値づくりを進め、農林水産業で安心して暮らしを立てられる地域をつくります。
「食料安全保障基礎支払」の創設
世界的な食料危機や気候変動を踏まえ、農業を広義の安全保障と位置付ける。
「食料安全保障基礎支払」の創設、中山間地域等直接支払の拡充、多面的機能支払の導入により、直接支払制度を再構築し生産力と農業者所得の向上を図ります。
担い手育成、農地の集積、集約、農地基盤整備を推進
高齢化や人手不足が進む中でも、農業を次の世代につなぐため、担い手の育成と農地の集積・集約を進めます。あわせて、作業しやすい農地基盤整備を進め、無理なく続けられる農業環境を整えます。
第6楽章♪再エネを成長産業として育てる秋田へ
エネルギー安全保障と脱炭素の両立
海外情勢に左右されず、安心して使えるエネルギーを確保することは、暮らしと経済を守る土台です。
大型洋上風力発電をはじめ再生可能エネルギーの活用を進め、エネルギーの自給力を高めながら、脱炭素も同時に実現する持続可能な社会を目指します。
再エネ賦課金の見直し
再エネ賦課金が増大し国民に大きな負担となっていることから、再エネ賦課金制度のあり方を検証し必要な見直しを行います。
未利用エネルギーの利活用推進
川の流れ、森林資源、地熱など、身近にありながら活かしきれていないエネルギーを最大限に活用します。
小規模水力やバイオマス、地熱発電の導入を進め、安定した電力供給と地域経済の循環を実現します。
第7楽章♪関係人口倍々増で“通い・関わり・稼ぐ”秋田をつくる
都市人材と秋田産業の複業マッチング
首都圏・仙台圏の専門人材と秋田の中小企業・自治体を、複業前提でマッチング。オンラインと定期滞在を組み合わせ、人への投資による生産性向上を図ります。
農林水産・観光の準プレイヤー化推進
週末農業や観光事業への参画を通じ、県外者を準担い手として受け入れる。
消費者から関与者へ転換し、一次産業と観光の付加価値を高めます。
スポーツを核とした関係人口の創出
合宿、指導支援、運営参加などを通じ、県外人材が継続的に秋田のスポーツに関わる仕組みを構築。
応援から参画へと関係性を深化させ、人流と地域活力を生みます。
文化資源を活かした参加型交流の推進
「大いなる秋田」や吹奏楽文化を、鑑賞型から参加型へ転換。県外奏者や文化人材を受け入れ、継承と発信を同時に進める関係人口を育成します。
県外視点による秋田資源の再発見と発信
県外者の視点で、未だ知られていない秋田の魅力を再編集。
関係人口を発信主体とし、共感と実体験に基づくPRで秋田ブランドの裾野を広げます。
スポーツ・文化一体型の人への投資
スポーツと文化を単独施策にせず、関係人口政策と一体で展開。
人への投資を軸に、持続的な交流と経済効果を生む分散型成長モデルを構築します。
秋田への保育園留学・教育留学の推進
豊かな自然環境と地域資源を生かした保育園留学・教育留学を政策化し、都市部の子育て世帯を受け入れる。
親子の関係人口創出を通じ、定住・二地域居住につなげます。
往来倍々増のための交通手段圧倒的拡充
成田空港とのLCC開通、高速道路のキャップ制(利用料金に上限を設ける)等の圧倒的交通手段の拡充、低料金化により、首都圏との往来を活性化させます。
高額消費者である外国人旅行客にも訴求し稼げる地方を目指します。
